• 連絡先
    〒547-0032
    大阪市平野区流町1-6-41
    大阪教育大学
    附属平野小学校
    GoogleMap Tel:06-6709-1230
    Fax:06-6709-2839
    E-mail:hirasho@cc.osaka-kyoiku.ac.jp

  • アクセス

    ・大阪市営地下鉄谷町線
       平野駅下車(徒歩6分)
    ・大阪市営バス
       流町下車(徒歩6分)

文部科学省研究開発学校指定(平成28年度~平成31年度)
「未来を『そうぞう』する子ども(第3年次)」

研究開発学校制度は、「研究開発学校制度は、教育実践の中から提起される諸課題や、学校教育に対する多様な要請に対応した新しい教育課程(カリキュラム)や指導方法を開発するため、学習指導要領等の国の基準によらない教育課程の編成・実施を認める制度」(文部科学省HP)であり、それらの研究成果は今後の教育課程の改訂についての実証的資料とされます。つまり、本研究の「未来を『そうぞう』する子ども」における研究が、将来の学習指導要領に生かされることになるということです。

研究課題
どんな状況においても、希望に満ち溢れた明るい未来を「想像」し、そのような未来の「創造」に向けて、探究的にアプローチできる資質・能力を備える子どもたちの育成に向けた新教科「未来そうぞう科」を核とする教育課程に関する研究開発
研究の概要

これからの社会において直面する様々な課題に対して、人々は主体的かつ協働的に、人、社会、環境など様々なものへとグローバルな視点でアプローチし続けていく必要があります。そしてこれは希望に満ち溢れた未来の構築へとつながると考えます。そこで、本研究では、希望に満ち溢れた未来を「想像」する、希望に満ち溢れた未来を「創造」するという二つの意味を兼ね備えた「未来そうぞう」を主題とした新教科「未来そうぞう科」を創設しました。

さらに「各教科・領域における『未来そうぞう』」を設定し、希望に満ち溢れた明るい未来の構築に向けて、自分自身、社会、環境などに対して、グローバルな視点で幅広くアプローチできるように教育課程を編成しました。加えてこれらにアプローチし続けることができる「資質・能力」として「主体的実践力」「協働的実践力」「創造的実践力」を備えた子どもたちを育てることを目的とし研究開発を行っています。

研究の概略構造図
右図は、本校の研究の概略図を示したものです。本研究は、「未来そうぞう」という主題に向けて、「主体的実践力」「協働的実践力」「創造的実践力」という資質・能力の育成を目的とし、そのための教育課程及び教育方法、評価等についての研究開発を行っています。
研究の概略構造図
各教科・領域における『未来そうぞう』

各教科・領域において、「未来そうぞう」にかかわる単元に着目し、新教科「未来そうぞう科」との関 連をはかりながら、「各教科・領域における『未来そうぞう』」として、研究開発を進めます。

右図における「未来そうぞう科」と各教科・領域が重なる部分は学習内容において関わっている部分であり、「未来そうぞう科」と「各教科・領域における『未来そうぞう』」を含めて、「未来そうぞう」をめざすことになります。「未来そうぞう科」以外の教科・領域において、その教科・領域だからこそ育むことのできる3つの実践力の部分にアプローチしていくことで、各教科・領域の時間を含め全ての活動を通じて、「主体的実践力」「協働的実践力」「創造的実践力」を育成していきます。

本年度の研究の仮説

3つの研究仮説

「未来そうぞう科」におけるより系統的なカリキュラムづくり

「未来そうぞう科」や「各教科・領域における『未来そうぞう』」において、どのようにアプローチをすればよいのかを「想像」し、未来の「創造」に向けて行動できるカリキュラムを、子どもの発達の段階に合わせ、領域ごとに学習展開する形で創ることによって、「主体的実践力」「協働的実践力」「創造的実践力」を備え、「希望に満ち溢れた明るい未来」を構築する子どもを育成することができる。

「各教科・領域における『未来そうぞう』」においての資質・能力との関わりや「未来そうぞう科」とのつながり

「各教科・領域における『未来そうぞう』」において、 それぞれの教科の特性をいかした「未来そうぞう」としての資質・能力との関わりを明確にし、適切な方法で評価していくことによって、各教科・領域においても3つの実践力を育むことができる。また、各教科・領域と「未来そうぞう科」とのクロス・カリキュラムで学習展開することも、3つの実践力を育む上で、効果的である。

3つの実践力の高まりを見取る評価方法の確立

新教科「未来そうぞう科」及び「各教科・領域における『未来そうぞう』」で育成すべき、資質や能力としての「主体的実践力」「協働的実践力」「創造的実践力」及び「主体性」「協働性」「創造性」についての評価方法を確立することで、その後の学習展開へと生かすことができる。また、その方法について、パフォーマンス課題の設定とルーブリック作成が、効果的である。

この3つの研究仮説をたて、現在研究を進めています。

「未来そうぞう科」の系統的なカリキュラムづくりのために

今年度は、「未来そうぞう科」の系統的なカリキュラムづくりのために、未来そうぞう科の A.主に 自分に関する内容、B.主に集団や人間関係に関する内容、C.主に広く社会や環境にアプローチする内容の3つの領域ごとにグループを組み、研究授業を行っています。

A.自分自身を対象とする内容

Aの領域では、自分自身を対象として授業を行っています。例えば、自分の好きなものを見つけたり、自分の得意なことや興味のあることに気づいたり、そこから将来の自分の夢を考えたりなど、自分自身について考えることで、自分をよりよく知ることをめざしています。

B.集団や人間関係を対象とする内容

Bの領域では、今年度は、1~6年生の縦割り活動を柱として、集団や人間関係について考えていきます。縦割り班で遊びや掃除、運動会の競技やお別れ遠足を行う中で、集団や人間関係の中で3つの実践力を身につけ、未来をそうぞうすることをめざしています。

C.広く社会や自然を対象とする内容

Cの領域では、校内の自然や動物に関わったり、社会と関わりをもったりする中で、3つの実践力を育むことをめざしています。地球に生きる一人として、未来の社会や環境のために自分ができることをそうぞうしていけるような子どもを育みたいと考えています。

TOP